会長挨拶

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第51回日本小児栄養消化器肝臓学会学術集会
会長新井勝大
(国立成育医療研究センター消化器科診療部長)

このたび、第51回日本小児栄養消化器肝臓学会学術集会を2024年10月4日(金)~6日(日)の3日間にわたりコングレスクエア日本橋(東京都中央区)で開催させていただくことになりました。

本会は日本の小児消化器病、肝臓病、栄養領域の学会として、最も規模が大きく長い伝統があり、最前線で活躍する国内の専門家が参加いたします。
今回は、学術集会のテーマを「世界をつなぐ! 未来につなぐ!-Toward the Future of Pediatric Gastroenterology, Hepatology, and Nutrition in the Global World!-」と掲げ、日本、韓国、台湾の小児消化器・肝臓・栄養領域の医師が一堂に会するThe 5th Japan-Korea-Taiwan Joint Meetingと同時開催することになりました。

卒後教育セミナーと10月5日(土)の一列については、韓国と台湾の先生方も参加されての、英語での講演、発表、討議とすることを予定しており、東アジアの本分野のエクスパートが会しての、熱い議論が繰り広げられることを期待しています。

シンポジウムでは、近年注目されている好酸球性消化管疾患、自己免疫性肝炎/原発性硬化性胆管炎、短腸症の栄養管理、クローン病の肛門病変をテーマとし、国内からの最新の情報を通して議論していく予定です。さらには、本邦がリードする小腸内視鏡や再生医療についての最先端の話題についての講演など、本学術集会が、多くの医療従事者にとって、小児消化器領域における最新の医学・医療についての情報を共有し、啓発する場となることが楽しみでなりません。

そして何よりも、本学術集会を通して、若い先生方が国を越えてつながり、小児の栄養・消化器・肝臓分野の更なる発展の道を共に歩み、開いていかれることを念願してやみません。

多くの皆さまのご参加を、心よりお待ちいたしております。